平成31年度輸入飼料原料工程管理高度化事業に係る飼料原料検体採取業務に係る企画競争の実施について
2019年04月18日
平成31年度輸入飼料原料工程管理高度化事業に係る飼料原料検体採取業務に係る企画競争の実施について
2019年 4月18日
協同組合日本飼料工業会
会 長 平 野 宏
輸入飼料原料工程管理高度化事業に係る飼料原料検体採取業務(以下、「本業務」という。)の委託先の選定のため、次のとおり企画提案書を提出して下さい。
1. 調査の目的
配合飼料製造事業者は価格低減と高性能化を両立させる課題を求められている
がGMP、ISO22000認証の取得などに伴う品質管理コストが急激に上昇している。旧来、製造工程の精度に関わらず、一律、最終製品である配合飼料を分析することで安全性が担保されてきたが、国産畜産物の輸出促進、2020東京五輪対応を踏まえ飼料製造に関わる輸送、保管事業者を含めたGMP、ISOに基づく工程管理が実施される体制整備が不可欠になっている。
本来、工程管理が適切に実施されれば、港湾サイロ段階において飼料原料を対象とした最適なモニタリングが実施される限り配合飼料製造段階で実施されていた分析が不要となり低コスト化と安全性の精度向上を両立させることが可能になる。
しかしながら、今般、農林水産省は一部のかび毒(フモニシン、アフラトキン、デオキシニバレノール等)を対象に新たな管理基準を設定(もしくは変更)するとしており、一方、FAMICは年間60本船を対象に港湾サイロ段階でサンプリングを実施しているが、サンプリング点数をリスクに応じ柔軟に増減させることは困難との見解を示しており、輸入トウモロコシのかび毒汚染実態を適時、適切に把握することが困難な状況にある。
そのため、FAMIC、全国農業協同組合連合会を含む輸入商社、港湾サイロ事業者、検量会社等の協力を得ながら、年間120サンプルを目途に港湾サイロにてFAMICと同等精度のサンプリングを行い、かび毒の汚染実態を把握することを目的に分析調査を行う。
2. 業務概要
(1) 業務名:輸入飼料原料工程管理高度化事業に係る飼料原料検体採取業務
(2) 業務内容:(仕様書、様式をご確認ください。)
3. 応募要件:下記全ての条件を満たす者
【基本的要件】
① 工業会の契約・支払条件に対応可能であること。
② 上記、「2.(2)業務内容」について、業務実施能力を有すると認められること。
③ 料金は出来高払いであり、着手金/最低保証や専任受託権がない条件で契約締結が可能であること。
4. 契約方式および契約相手先の選定方法
(1) 契約方式:委託契約(単価契約)
(2) 契約相手先の選定方法:企画提案書の評価による企画競争により1者を選定
5. 契約期間
契約締結日から2020年2月29日まで
6. 提案書の審査等
(1) 提案書の審査
以下の審査項目に従い提案書を審査します。
なお、審査終了後に結果をご連絡いたしますが、審査の内容等に関するお問い合せには応じかねますので、ご了承ください。
(2) 審査項目
① 提供可能なサービスが協同組合日本飼料工業会(「以下、工業会」という。)の求め
る内容に合致しており、十分な成果を期待できるか。
② 本業務に適切かつ迅速に対応できる実施体制(人員、経験、能力、ネットワーク)が
確保されているか。
③ 同様の業務での実績、経験、知見は十分か。
④ 費用対効果の観点を踏まえても①の内容、②の体制が妥当であるか。
(3)結果の通知
審査結果は、応募各社に通知します。
7. 手続等
(1)担当部署
応募先及び問い合わせ先
〒106-0041
東京都港区麻布台2-2-1
協同組合 日本飼料工業会 企画振興部 市川 明弘
電話:03-3583-8031 Email:ichikawa.a@jafma.or.jp
(2) 説明会の実施の有無
無
(3) 企画提案書の提出
期限:2019 年 5月10日 17時まで
場所:上記(1)に同じ
方法:持参または郵送(書留郵便に限る)
(4)提出書類
以下に掲げる書類を、別添の応募様式に基づいて提出して下さい。提出書類は返却しませんので、ご了承下さい。
① 企画競争参加申込書(様式1) 正1部
② 企画提案書(様式2を参考に作成。形式自由) 正1部 写4部
③ 「3.応募要件②」の資格の写し 写1部
【注意事項】
FAX、電子メールによる提出は受付いたしません。
提出書類に不備がある場合は、当該提案書は無効とします。
※ダウンロードしてください
8. その他
(1)提案書の作成等、応募に要する費用は提案者の負担となります。
(2)お問い合わせは、上記7.(1)の担当者まで、電話またはメールでお願いします。